子供の頃からカレーは大好きだった、母親が寝込んでいた数年間自ら包丁を握り台所に立ったが、一番得意な料理はやはりカレー。いつしか即席カレーの裏の箱に書いてある「作り方」ではおもしろくないと小学生なりにオリジナルのいろいろなレシピを作って父や妹を実験台にした。
 高校の時バイト先のイタリアンレストランと同じビルにインド料理店がオープンした。当時は単に「カレー屋」程度の気持ちでバイト先の仲間と食事に訪れたのだがいきなり出迎えるインド人、鼻をくすぐる強烈なスパイス臭、メニューにはおよそカレーとは縁遠そうな料理と値段があった。一番安かった「カリー」を注文したが一口食べた瞬間すべてが輝いた。その時の興奮と感動は今でも忘れない。「カレー」が「日本料理」だと思った瞬間でもある。

 以来「カリー」は自分にとって特別な食べ物として大切にしてきたのだが、これまたとんでもない事実を知った。
 かつこ達とバンドを組み全国の野外ライブを回っていたが。会場に行くと簡素な屋台のカリー店が何店も出店していてそれぞれ安価で個性的な味を競っている。その中で特にお気に入りの「なんや」はいろいろな会場で出会ううち店主ともすっかり仲良くなり「カリー」の作り方を伝授してもらうことになった。

 カリーはスパイスの組合わせ、多少使い方を間違えてもまたおもしろい味になる・・・・・憧れの「カリー」ははっきり言って超簡単に作ることが出来たのである、マハラジャに使えた高級インド料理人の仕事ではなく、万人の料理なのであった。
 さて、こうなると行く先は一つ、早速スパイスをそろえあれこれ組み合わせて遊ぶだけ・・・・それではご案内いたしましょうかなるさんカレーの世界へ。

お手軽グリーンカレーグリーンペーストは市販品を使い、お手軽に作ってみました。クリーミィーなのに激辛いこれぞアジアという味はなるなる家も大好きです。
トマトと挽肉のカレー定番中の定番、我が家でも大人気の一品です。コレさえマスターすればあとは「カリー」の世界がぐんと広がります